拝啓、ジョー・ダンテ様。
今回は自分の好きな監督を勝手に語るコーナーを考えついたのでコラムにしたいと思います。名付けて『拝啓、○○様』映画監督編です!と唐突なスタートでごめんなさい。
記念すべき最初の大好き映画監督は、B級映画マニアで僕にとってのハズレなしな冗談みたいなお名前の監督さん、ジョー・ダンテ監督です。
ジョー・ダンテの作品の魅力は、やはり監督自身がB級映画マニアだけあるので、作る作品に毎回目一杯のジョー・ダンテ愛が溢れていることでしょうか。
日本公開でのデビュー作はこの映画で名前を覚えた『ピラニア』です。
こんな恐ろしい魚は絶対映画の中の作り物だと思って本で調べたら、ホントにいることを知らされゾッとした思いがあります。
映画の内容自体は『ジョーズ』が『ピラニア』に代わっただけ感はありますが、ジョー・ダンテの無意味な残酷描写に喜んだものでした(すみません、問題発言で)。
ちなみに続編は『殺人魚フライングキラー』のタイトルでかの有名な『タイタニック』監督、ジェームズ・キャメロンが撮っております。そして一躍ダンテの名前を世に知らしめたのはなんといっても超リアルな人狼映画『ハウリング』です(のちにたくさんシリーズ化されますが...記憶には残りにくいシリーズ化でした、残念!)。
見せ場は狼変身シーンなんですが...スゴイです!ニュースの放送中に狼に変身する有名なシーンがあるのですが、映画って知らずに観てたらリアル過ぎてマジやばいことになっております(ココだけでも必見)。
この『ハウリング』で世界のスピルバーグに気に入られ、何本もスピさんの下で仕事をするダンテさん。誰でもキャラだけは知ってるギズモ、モグワイの『グレムリン』シリーズもダンテさんの監督作品です(2作目でやりすぎてしまいスピさんとは険悪になってしまいますが)。
映画もとっても面白いのですが、チェブラーシカ並にキャラだけがこんなにも先行している作品は珍しいと思います。他にも『インナースペース』という名作『ミクロの決死圏』をダンテ流にアレンジした傑作がありますが、興行的には惨敗。先程も述べたようにスピさんとはいろんな理由で険悪になり、最終的には見捨てられるダンテさんでありました(泣)。
でもその後もツボイ映画をたくさん撮っているダンテさん。
B級映画と戦争の恐怖の融合をダンテ節全開で作った『マチネー/土曜の午後はキッスで始まる』は傑作だし、小さな兵士(オモチャ)と人間との戦いを描くオモチャ箱映画『スモール・ソルジャーズ』はもう監督の趣味なのか愛なのかわからん描写満載で素晴らしいです。
今のところの最新作は『ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション』。バックス・バニーらが超大好きなダンテさんの愛溢れすぎで誰もついていけなかった怪作です(これには理由がありまして、本当は『ロジャーラビット』を撮りたかったダンテさんがスピさんから推薦されず、その恨み節で撮ってしまったため、タイヘンな映画になってしまいました)。
現在はTV映画が中心でとても残念なんですが、TVで仕事してもオタク魂は全開で安心はしております。必ず最後にオタクは勝つ!その陽の目浴びるまで頑張れダンテ監督!にアメカル万歳!






