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ドービー・ツボイのアメカルレクチャー

ドービー・ツボイ

映画館「シネマスコーレ」のスタッフ。アメカル映画マスター
2008/01/29

やっぱりゾンビ映画が好き。

昨年名古屋にある淑徳大学で世にもオソロシイ「ゾンビ映画から学ぶ映像文化表現」という講義をやらせていただきました。クセになるくらい学生の皆さんが「ゾンビ映画」にはまっていただけたようで、うれしい限りの講座になりました。そしてなんと試験代わりに「ゾンビ映画」を観てレポートまで提出していただきました。これが学生の皆さんの考察力がすこぶる面白く、大変勉強させていただきました。淑徳大学の表現文化学科の学生の皆さん、本当にありがとうございました!!機会がありましたらまたお会いしましょう。

その講義の中でも紹介させていただいたのですが、イギリスの映像作家、ダニー・ボイル監督によるゾンビ映画(というか細菌パニック映画です)『28日後...』の待望の続編『28週後...』を観ました。待望すぎるぐらい期待して観たのですが、待望したとおりの大傑作でございました。いやぁ~本当に楽しみしててよかったと思いました。なんですかねぇ~興奮してきちんとお話できないかもしれませんが、書きたいことだけ書いておこうと思っております。もし読んで面白そうだなぁ~と思っていただけるようでしたら迷わず劇場へGOして下さい。それでは『28週後...』に対する想いを語ります!

まずは冒頭シーン。前作をご覧になった方はご存知かと思いますが、この映画に登場するレイジウィルス細菌に冒された人々は数秒で感染者になり、特徴としてワケもなく人に襲いかかりたくなる恐ろしいウィルスです。その描写の素晴らしいことといったら!感染したらいきなり全力疾走の猛ダッシュで襲ってきます(笑)。しかもものすごく速い(笑)。『28週後...』の冒頭ではそんな感染者がたくさん走ってきます。結構その描写が壮観なので、僕だけかもしれませんが、感動すら覚えます。

そもそもこの作品の素晴らしい点は、ゾンビらしき感染者たちによって離れ離れになった家族が、感染者の喪失により、再会。しかしこの家族少しワケありなんです。そして舞台はイギリス・ロンドンなんですが、米軍の介入により、都市完全封鎖しております。この米軍にも市民には言えないトンデモナイ条約があり、それは感染者がまた再発した場合、非感染者も感染者も一斉に処理するという恐ろしい条約であります。これを聞いてピンとくる方も多いと思いますが、アメリカが軍隊を使ってクウェート侵攻やらで使った手とソックリです。そうこの作品でイギリス映画からまたまたアメリカ批判をゾンビ映画でやるという偉業に到達しております。それを考察しながら観ていただくだけでも、楽しい作品だと思います。

「ゾンビ映画」(『28日後...』『28週後...』は基本的には感染映画。描写は完全にゾンビですが。)はいろんな考察ができるので、本当に楽しいです。大学でも生意気に講義してたことですが、「ゾンビ映画」は非常にオクが深いです。社会批判・映像表現がたくさん表現されており、過去の「ゾンビ映画」に対するオマージュも多いので本当にオモシロイです。皆さんも『28週後...』を観ていろいろ感じとって下さい!そんな『28週後...』にアメカル万歳!

PS.
先週お話しました今年一番のうれしいことというのは、生きてるうちにタランティーノ映画を上映できることになりました!しかも『グラインドハウス USAバージョン』です!!詳細はまた後日お話します!!!!!興奮度1000%です!!!

映画「28週後...」
宣伝用チラシ 

 

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