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ドービー・ツボイのアメカルレクチャー

ドービー・ツボイ

映画館「シネマスコーレ」のスタッフ。アメカル映画マスター
2007/10/02

愛しのタラちゃん

最近見た映画の中でとてつもなく好きな作品があります。そのタイトルは『デス・プルーフinグラインドハウス』です。実はこの作品は見る前から自分の中では殿堂入りしている事実がある作品なんです。その理由はただひとつ、監督がクエンティン・タランティーノだからです。クエンティン・タランティーノ、略してタラちゃん(サザエさんの子供ではありません、念のために)。僕はこの監督が死ぬほど好きな監督です。理由はこれも死ぬほどありますのでまた機会がありましたら、ゆっくりお話したいと思います。

今回はタラちゃん衝撃のデビュー作、『レザボア・ドックス』について語ります。制作年度は1991年。日本公開は1993年。制作年の映画世間的には『羊たちの沈黙』がスリラー映画では初のアカデミー主要5部門制覇なんてニュースもありました。僕がこの作品に出会ったのも今思うととっても偶然だったかもしれません。

実はヘラルドシネクラブ会員(今でもあります)になって目一杯映画に漬かっていた中学2年生の秋、『インドシナ』(カトリーヌ・ドヌーブの大河ロマンなその年の正月映画)の試写会に行きました。その試写会の特別企画として「映画クイズ大会」なるものに参加しましたら、なんと準優勝してしまい(本当は最後の問題の答えがわかっていましたがわざと負けた、いやらしい中学生でした)1年間のフリーパスをゲット致しました!!1年間のフリーパス。一体何本の映画がタダでみえるのでしょう。1日1本でも365本、2本なら730本、3本なら・・・と人生楽しく生きることしか考えていない年頃でしたので、イイ意味で妄想暴走さんとなっていました。そんなことがあったためになんでもかんでも手あたり次第映画なら見まくっていた時代に出会ったのが『レザボア・ドックス』でした(フリーパスゲット話、長くてスミマセン)。

非常にセンスのイイ映画でビックリしました。タラちゃん誉める時にみなさんよく使う言葉ですが、イイ音楽に無意味なのにイイセリフ。そしてハードな物語展開に憎いぐらいにステキなキャラクター(出演者)たち。僕が待ってた映画が『レザボア・ドックス』でした。犯罪映画なのに犯罪映画で終わらせない、タラちゃんは映画オタクなのにただの映画オタクじゃ終わらせない。それが、タランチーノマジック(誤植じゃないです)とでもいいましょうか。

『レザボア・ドックス』に関していろいろ小ネタをお話します。耳切り男Mr.ブロンド(演じるはこの映画で演技開眼なマイケル・マドゼン)は『パルプ・フィクション』に出てくるビンセント・ベガ(演じるはMr.サタデーナイトのジョン・トラボルタ)と兄弟という設定らしいです。またリーダー格のMr.ホワイト(演じるは名優ハーベイ・カイテル)が昔組んでた女・アラバマは『トゥルー・ロマンス』のアラバマと同一キャラなんだそうです(これは『レザボア・ドックス』のセリフで確認できます)。そして最後に保護監察官ジャック・スキャグネティの話が映画中語られますが、これは『ナチュラル・ボーン・キラーズ』(タラちゃんはオリバー・ストーンと本作で衝突!脚本からクレジットは原案に変わってます)の私生活も変態チックなトム・サイズモアが演じた役と同一人物です。

とタラちゃんのこと語るとどの作品でも話が長くなってしまうほど好きな監督ですのでここらでやめておきます(笑)。そんな永遠なオタク監督タラちゃんにまずは1回目のアメカル万歳!


PS.いつかは語ります『パルプ・フィクション』は人生のマイベストな作品で劇場公開時だけで100回以上見に行っているタラちゃん馬鹿な自分です。いつかは語らせて下さい。いつかでかまいませんので!

 映画「レザボア・ドッグス」宣伝用チラシ

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