π(パイ)の進行形はファウンテン!?
6月の頭から7月にかけて嵐のようなスケジュールが過ぎ去りました。でも映画だけは見たいっ!と強く思い、仕事中にこっそり見たり(支配人ゴメンナサイ)、余暇は映画を見るといういつもどおりの生活は続いていました。やっと嵐なスケジュールから解放され、久々にとても見たい映画を選べる時間なんかも出来てしまったので、期待して望んだある監督の新作『ファウンテン/永遠につづく愛』を見に行きました。
この映画を先に見た某スコーレスタッフは激怒してましたが、僕は見る前から確信犯的にこの『ファウンテン/永遠につづく愛』がアメカルチックな作品だということがわかって望んだので、本当に心から楽しませてもらいました。なぜ確信犯的かと申しますと、監督があの『π(パイ)』を撮ったダーレン・アロノフスキーだったからです。
ところで彼のデビュー作『π(パイ)』という映画をご存知ですか?僕は1999年(今から8年前)に今池にありますミニシアター劇場・名古屋シネマテークさんで満席の中、補助席をゲットできたので鑑賞させていただきました。当時のこの作品の売りは「サンダンス映画祭(アメリカのインデペンデント映画祭の本舗)を総ナメにした世界初幾何学映画」とか「ミニシアターファン必見!超数学映画」というフレーズでした。僕も期待に胸膨らませ挑んだのですが、いやぁ〜やられました。ストーリー・登場人物などなどさっぱりわかりません!そして画面はモノクロ、本編中に意図的に監督が仕掛けたノイズなどなどにより超睡眠作用の働く作品のため、場内爆睡の方続出というトンデモアメカル映画を撮ったのがダーレン・アロノフスキーでした。
だいたい今思えば、タイトルが『π(パイ)』からしてさっぱり理解できんなぁと気付いてしまいました(遅い)。その監督の新作『ファウンテン/永遠につづく愛』は、ヒュー・ジャックマンとレイチェル・ワイズが共演の大作との情報があり、ダーレンくんがいかに料理してるか楽しみに見ました。見終わった感想は一言、「理解不可能」。お金を握っても『π(パイ)』と何もかわらん映画を作るダーレンさんはスゴイ、というかツワモノです。アメカル初心者の方のために『ファウンテン/永遠につづく愛』を理解しやすいようストーリーを説明すると、難病の妻を救うため、その旦那がどんな難病も治せる秘薬を探すために苦悩してたら、現実か幻想かわからん世界に飛び込み、最後は坊さんになって宇宙の彼方にドッピョーンと飛んでく話です。いやぁ〜今文字で書いてても理解不能な物語。イッツグレイト。
そういえば彼の2作目の監督作品『レクイエム・フォー・ドリーム』(実はこの映画のファンが一番多い)では、麻薬の常習者が見る幻覚を映像化(そんなことできるのでしょうか?)という難業を成し遂げてたことも思い出しました。
そんなダーレンさんは『ファウンテン/永遠につづく愛』に出演したレイチェル・ワイズに手を出し、今はホットなカップルだそうな。アッパレ、ダーレンさんにアメカル万歳!

『ファウンテン/永遠につづく愛』宣伝用チラシ





