2009/07/27
何故名古屋ではラップ/ヒップホップ/レゲエが盛んなのか3
では日本(人)的感性を以て見い出されたラップと日本音楽との共通点とは先ず何だったか。それには初めてラップ音楽に触れた日本人がこれをどう表したか観てみるとよい。大概において「(メロディーではなく)言葉をリズムに乗せる」といった表現がなされている。自分達の理解の範囲内でラップを言葉でどう表現するか、これは則ちどの点が理解できたか、或いは感覚的に共有できたかと同義ではあるまいか。初めてラップに触れた印象としては、「ラフな格好の黒人(当時の表現)が道端で踊りながら呪文を唱えている」と表現してもいいわけである。音楽と見なさないという捉え方も有り得たわけである。ところが1970年代の日本人は、言葉をリズムに乗せる音楽と表した。日本では拍子に合わせてメロディーでなく言葉を乗せることが古来からなされていたが故に、素早く理解が働いたのである。
「ああ、これ『なまむぎなまごめなまたまご、イエ〜』じゃん」当時のジャーナリストや音楽関係者の大多数がそう思ったのである。我が国の早口言葉と米国の最新流行音楽を結び付けたのである。いっちょめいっちょめ、ワ〜オ、だったのである。しかしここで私はジャパニーズラップの起源はドリフの早口言葉だと言うのではない。そうだとしたら全国的にまんべんなく優秀なラッパーが生まれたはずである。あの早口言葉とリズミックなバンドサウンドを融合させたアレンジが生まれた背景には、ある伝統芸能の存在が大きいと筆者は考える。それについての考察がジャパニーズラップの起源を解明すると同時に、筆者の愛知県ラッパー多産説の裏付けともなろう。
(続く)
「ああ、これ『なまむぎなまごめなまたまご、イエ〜』じゃん」当時のジャーナリストや音楽関係者の大多数がそう思ったのである。我が国の早口言葉と米国の最新流行音楽を結び付けたのである。いっちょめいっちょめ、ワ〜オ、だったのである。しかしここで私はジャパニーズラップの起源はドリフの早口言葉だと言うのではない。そうだとしたら全国的にまんべんなく優秀なラッパーが生まれたはずである。あの早口言葉とリズミックなバンドサウンドを融合させたアレンジが生まれた背景には、ある伝統芸能の存在が大きいと筆者は考える。それについての考察がジャパニーズラップの起源を解明すると同時に、筆者の愛知県ラッパー多産説の裏付けともなろう。
(続く)





