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半農半音楽

Coupレーベル渓

渓(ケイ):COUP(クー)レーベルをグラフィックデザイナー高橋佳介(株式会社クーグート)と’99年に立ち上げ、以来制作を担当する。自身もギタリストとしてEtt(エット)のリーダーを務める傍ら多ジャンルに渡る演奏活動と各地でのツアーを行う。 '08年には通算4枚目のソロアルバムTamatsi Maxa Yuawi (タマツィ・マラ・ユアウィ)を発表した。CM音楽などの作曲や、ギター講師も務める。

ブログ:記事一覧

2010/08/30

半農

 ちょっと前からEtt渓としてブログを始めておりまして、そちらに農のことを書いているのでこちらには音楽の話とヨタ話しか載せてませんでした。コラムタイトルも現在は「半農半音楽」となっているのでたまにはこちらにも農のことも書かないといけませんね。
 異常気象で野菜価格高騰というニュースも聞かれるこの頃ですが、ただいま当「だるま農園」では夏野菜の収穫と秋冬野菜の種蒔きで大忙しであります。
 もっぱら自給用なので量は多くないのですが、色々な野菜を食べようと思うと作業もそれなりに多いです。しかもそれぞれの作業には適期があります。後回しにできる仕事は少ないのです。
 食べるって大変だなあと思うと同時に 続きを読む…
2010/08/23

甲子園の魔

 気になる。やっぱり気になる。甲子園での高校ブラスバンドの「マンボ no.5」がどうしても気になる。
 原曲からラテンの感じをまるごと抜き取ったようなあの演奏はいったいどうしたことなのか。原曲の軽快さが球児達の戦いの場においてともすると軽薄に感じられるという配慮なのか。だったら最初から選曲しなければよかろうに。
 「マンボ no.5」は1952年に作曲された新しい曲である。とはいえ演奏している高校生達にとっては自分達が生まれる40年以上も前の曲であり、オリジナルの演奏に触れる機会は求めないかぎり無かったであろう。
 
 吹奏楽部に代々伝わる楽譜と先輩の指導のみを頼りに、しかも「応援歌」という頭 続きを読む…
2010/08/16

成敗!!

 人ゴミの苦手な私にとってはこのお盆の時期(8/12にこれを書いている)に都市部に居ることが心地良い。
 そしてこの時期といえば夏の甲子園だ。とは言ったものの実は今まで興味を持ったことはなかった。年を取ったせいなのか若者達にやけに感情移入してみたりしている。
 それぞれの校歌を聴くのもまた興味深い。今日聴いたものでは我が故郷広島県の某校校歌が大変歌いにくそうで、なおかつやたらダイナミックに展開する曲で面白かった。
 校歌というのはおそらく作り直されることも少ないだろうが、死ぬまでに一つでも作らせていただきたいものだ。やや違うが社歌となるとまだ可能性もありそうだ。途中で立ち消えとなったが機会 続きを読む…
2010/08/09

ギターダイエット3

 何回か前に書いたものの続編です。
 そもそも楽器の演奏技術の習得ということ自体がダイエットなのであります。
 どういうことかと言うに、不要なものを削っていくことが楽器演奏には必要なのです。特に大人になってから始める場合はなおさらです。
 長い間慣れた身体の使い方に起因する不必要な力加減や、社会生活の中で個人の内に形成された先入観、そういうものを一つずつ点検し取捨選択してゆくことは内面的ダイエットに外なりません。
 大人になってからギターを習い始める方、特にそれまでもギターを弾いてきて、ある程度自信や自負のある人はこれができないケ-スが多いようです。上達を妨げている原因は自分の内にあると 続きを読む…
2010/08/02

インプロヴィゼ-ションの効能2

 お仕事でも創作の場合でも、当日を迎えても具体的な形には何ひとつできていない、ということがあります。
 ですがたいがいうまくいくのです。これは即興演奏というものをよくやっているからだと思います。その場その場の「機」を逃さない訓練を即興演奏を通じて積んでいるのからではないかと思います。
 もちろん本番当日や期日までには考えを巡らせているわけで、その分アイディアは蓄積されているのですが、出来上がらないものはどうしたって出来上がらないわけです(笑)。こと音楽の場合は抽象的なものを追う部分がありますから、相手が居ることなどを含めて「場」が変わるだけでより良い物が生まれる可能性も高いと思います。物事を 続きを読む…
2010/07/26

インプロヴィゼ-ションの効能

 今鳥取に向かう車中です。明日からちょっと変わった仕事なのです。子供向けのミュージアムの中で、来場のお子さん一人一人の名前の文字を使って絵を描くお仕事なのです。(写真参照。それぞれ『綾瀬は〇か』さん、『マラ〇ーナ』さん、『E〇ILE』さん。※似顔絵ではありません)
 この『なまえがお』というのは私がほんの手慰みに始めたもので、今回のような実演は初めてです。たまたまこれが面白いと鳥取わらべ館さんよりお招き頂いたのですが、正直言ってこんなもので大丈夫かという気もしています。
 とりあえず画材なども揃え、それらしい衣装も買って向かっているのであります。写真にある落款も自分でそれ用の石を彫って作って 続きを読む…
2010/07/19

ギターダイエット続編

 まあ冗談にしか聞こえない話ですがね。前回そういう方のためのプログラムを組むと書いたのは少し大袈裟な部分があったかもしれません。しかしギターに限らず大人になってからの楽器習得にはダイエットに繋がる点が多いと私は思います。
 勿体振って皆まで書きませんが楽器の演奏には精神及び肉体面での「内観」が肝心であるというのがその根拠です。自分の中で起こっている全てに、より注意することが楽器演奏には不可欠です。もしある程度真剣に楽器をやろうとしたならば、普段の時でも無意識に食べ物を口に運ぶ手は止まるでしょう。そしてそもそも何故痩せたいと思うのかという心の動きまで検証することができるやもしれません。具体的にど 続きを読む…
2010/07/12

痩せるギター教室

 年に一度くらいの割合でこのコラムにギター教室のことを書かせてもらっております。
 具体的な事項について詳しくはEtt及びcoupレ-ベルサイトから入ってご覧になっていただくとよいのですが、新しく考えるところもありまして。というのは楽器の練習というのは痩身につながるのではないかと思ったのです。 
 少しの例外を除いて、ミュージシャンに太った人というのはあまりいないですね。これは貧乏であまり食べていないとか、まあその他の理由でとか色々アレな人も居るのでしょうが、総じて皆さんスリムだといえましょう。
 そしてさらにギタリストに限ると太めな人というのはさらに減りますね。私の考えるところによると、 続きを読む…
2010/07/05

只今ツアー中

 ちょうどこの原稿がアップされる月曜日は京都で演奏です。日曜日は大阪、その前日土曜日は宮城県となかなか忙しいものであります。
 その移動中は写真のように世界の車窓から外を眺め物思いにふけるわけであります。こんな時に曲ができるかというとまあそうでもなく、もっぱらこのように原稿を書いてみたりメールで業務連絡したりしているわけで、旅情というものとも程遠いですな。
 それでも現地に着けば古い飲み屋街や商店街を探し、変な看板が有れば写真に収め、お城が有れば城Tシャツを求め、市場では珍味を求め名物を食し、温泉に浸かって温泉街の土産物屋を覗き、とその土地を時間のある限り歩くわけなのです。
 これがなんの 続きを読む…
2010/06/28

珍味大使

 もともと、珍しいものが好きなようです。思えば中学でハンドボール部を選択したこと、大学でスウェーデン語を専攻したこと、世界各地の民俗音楽への興味、デモテ-プ収集、これら全ては珍なるものへの興味という点で共通しているような気がします。
 そしてやはり珍味ですよ珍味。ミュージシャンでよかったなと思う事の一つは諸国名産食べ歩きです。いつもつとめてみやげ物屋に足を運び、地元の方々のお勧めのものを飲み食いするようにしています。時々「春歌秋冬」シリーズの写真にあるような小物にも引っ掛かります。先日鳥取では同行の方々を待たせたまま古いお土産屋のデッドストックを全て見せてもらい、そういう臭いのものを全て購入し 続きを読む…
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